小学校教諭

小学校教員の平均年収はどれくらい?多い?少ない?将来的にいくら給料がもらえる?

小学校教師になるとどのくらいのお給料がもらえる?

公立小学校の教師の場合、公務員ということになるので、地方公務員の給与が適用されることになります。
福利厚生はもちろん、年齢に応じてお給料が上がっていくのでお給料についても現代の中では安定しているといえます。

しかし、残業代はありませんし土曜日や日曜日などに休日出勤することもあり、平日の会議やそのほかの活動など、意識をもって行わないと務まらない職業です。

統計をみてみると40歳の平均月収は43万弱といった所です。手取りは35万前後といったところでしょうか?
この額は全国の平均年収と比較すると若干低めのようです。

教師として様々な問題にぶつかる事もありますし、担任としてまた年齢を重ねてくると学年主任という立場も出てきますので、責任ある立場になる事もあり、お給料は決して高いとは感じないのではないでしょうか。

勤務時間や休日はどのくらいとれる?

授業を行うだけが小学校教師の仕事ではなく、授業や校内で行うイベントの準備など、様々な作業が必要で、児童が帰宅してすぐ自分も帰宅できるということはありません。
土曜日や日曜日、それに長期休暇もある小学校の教師がうらやましいなどの声も聞きますが、全部ではありませんが長期休暇の際にも出勤しています。

また土曜日や日曜日は研修などがある事も多く、また勉強が必要になる事もありますので、何もしないで過ごすということは少ないです。

民間企業と比較して休日が多いと感じますが、実は何かとやる事が多く、しっかり休めないので小学校教師も大変なのです。

高学年になると最近は都市部のお子さんたちの多くが中学受験するということもあり、地域によっては毎日かなり大変になるといいます。
受験準備や受験に関する資料集めなども出てきますので、保護者の皆さんとの関係もしっかり築かなければならず、精神的にも辛い状況があるようです。

どの地域の小学校の先生になるか?これによっても、勤務時間や忙しさなどかなり違いが出てきます。

小学校教員の現状は?将来性はあるのか?

小学校教員の現状ですが、昔人気職業といわれた小学校教員も、2000年以降は徐々に減少し、最近は小学校教員競争倍率が4倍以下となっていると、低下が非常に深刻だといわれています。

しかし学校の現場はどうなっているのかというと、第2次ベビーブームの際に大量採用された教員が退職を一気に迎えたことによって完全な人手不足状態となっています。

子供の数が少なくなっているといわれていますが、それ以上に小学校教諭の数が足りない状況となっていますので、この先、将来性という面をみると、チャンスが多いと考えることもできます。

お給料も安定、待遇もいい、でもハードワークになる

教員というのは人に教育を施すという責任ある立場ですから、やりがいもありますし、また公立小学校なら初任給こそ低くくても、確実にお給料が上がっていきますしボーナスもあるので、安定しているという面ではやはり公務員が最もいいと考えられます。

私立小学校についても今公立よりも人気が高くなっており、小学校お受験も都市部ではかなり多くなってきているので、私立小学校も施設によってかなり高給という所もあります。

但し、こうした小学校教員は授業の準議事録から宿題作成、テストの添削、さらに児童のサポートも大切な仕事ですし、保護者との関係も良好にしなければなりません。
肉体的にも精神的にもかなりのハードワークとなる事が予想されるので、果たしてお給料が見合っているのか?という疑問を持っている教師も少なくないのです。

教育について関心を高く持ち、この先、小学校をよりよい教育の場としていく熱意を持っていないと、なかなかやり遂げることが出来ない仕事ではないかと感じます。

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