養護教諭に向いている人は世話好きな人

養護教諭は、子供好きであるのは言うまでもなく世話好きな人が向いているでしょう。
とにかく、子供たちに関わる仕事ですし、こまめに世話をしますので、世話好きな人でないとつらいものがあります。

小学校ですと、ちょっとしたケガが多いです。
休み時間や体育の時間に転んだ、ケンカをして引っかかれてケガをした、通学中や下校中に転んだ等、様々なバリエーションのケガがあります。
時には、子ども同士のケンカを止めるということもあり、お互いに言い分を聞いて仲直りをさせるなど、世話好き、子供好きでないとできないことです。

病気の場合も、こまめに世話を焼きます。
時に、子供はこの授業が嫌だと思うと、大したことがなくても「頭が痛い。」とか「ちょっと具合がわるい。」などと言って、保健室に来ることがあり、大したことがないと判断して教室に帰さなければいけません。
この兼ね合いは難しいものですから、世話好き、子供好きでないと、きちんと子供たちと向き合うことはできないでしょう。

また、保健室には着替えがストックしてありますから、様々な事情で服を汚してしまった場合、子供の着替えの世話も焼かないといけません。
子供はちょっとした着替えでも大騒ぎをしたり、困って泣き出したりしますから、なだめて着替えさせるという事もしなければならないのでなかなか大変です。
こういったことも世話好き、子供好きでないとできないものです。

向いてない人は子供が苦手な人、人と関わるのが好きではない人

向いていないタイプは、まずは子供が苦手な人です。
言うまでもなく、子供の世話をする仕事だからで、子供はまつわりついてきたり、甘えてきたりしますから、子供好きでないとできません。

また、子供に限らず、人と関わるのが好きではないという人も向いていません。
この仕事は、子供のみならず、子供の保護者、同僚の教師や管理職などとのやりとりがあります。

何しろ、校内で養護教諭は一人ですから、何かと相談されたりもするのです。
そうなると、いろいろな人と接することになりますから、人と関わるよりも一人でパソコンを打っている方が良い、倉庫の整理、工場での製造など、黙って仕事をしたいという人には向いていない仕事になります。

特に仕事中は一人になりたい、誰とも話したくないというポリシーのある人は、この仕事はできません。
常に子供の存在があり、そのバッグには大人の存在がありますから、人を意識しないと出来ない仕事なのです。

このような向き、不向きを考えて養護教諭の仕事について考えてみてください。
たしかに、向き不向きもありますが、この仕事に関わりたいという情熱が一番でしょう。
信念を仕事に活かせると一番良いです。

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