キャリアアップを考える時できること
今教師として働きつつ、別の勉強をされているという方も少なくありません。
教師という仕事は非常に忙しい仕事ですが、その中で通信性の大学などを利用し、現職教員として免許状取得に必要な単位の取得を行っているのです。
例えば上位、他教科、隣接校種の免許状を取得されたいという方もいます。
1種免許状を持っている教師が専修免許状の取得されたい、またちゅう学校教師として働く方が別の教化の取得を目指す、さらに小学校教諭ふつう免許状を持っている方が、中学校教諭2種免許状を取るという場合などです。
また小学校の教師をしながら特別支援学校教諭免許状を取得したいと、勉強されている教師もいます。
特別支援学校の教員になるためには、小学校、中学校、高校、幼稚園の教員免許状にプラスして、特別支援学校教諭免許状を取得する必要があります。
盲学校や聾学校、養護学校などに分けられていた教員の免許状については、平成19年、学校教育法一部改正により一本化されました。
様々な障害についての専門的知識を持ち、特定の障害について専門性を確保する必要のある特別支援学校の教師になるための免許状が、特別支援学校教諭免許状です。
司書教諭になりたいという方も勉強されている
キャリアアップの一つとして、司書教諭もあります。
小学校、中学校、高校、特別支援学校などにおかれている学校図書館の運営について、主軸となる読書教育の専門家という立場です。
司書教諭の資格については条件がありますが、条件を満たしていれば、必要な知識を学ぶことができます。
学校図書館司書教諭講習については通常科目とは別に、夏季に特別講習を集中して実施するなどされていますので、キャリアアップを考える方は条件について調べてみるといいと思います。
教師という仕事は常に忙しく勉強する時間がもてないという声もありますが、実際に教師をしながらキャリアアップのために勉強されている教師が大勢います。
勉強の時間がないのではなく、作るという気持ちをもって、キャリアアップを考えているのです。
