気になる？幼稚園教諭はどのくらいの年収があるのか
これから幼稚園教諭として活躍したいと考えている方は、どの位のお給料を貰えるのか？ということも知識として持っておく方がいいでしょう。
特に、一人暮らしされている方は、お給料を生活費に活用することになるので、どの程度もらえるかということは重大です。
幼稚園教諭の年収について平均年収は300万から350万位といわれています。
地域によっても違いがありますし、働く幼稚園が公立なのか私立によってもお給料に違いがあります。
公立幼稚園の場合
公務員という立場になりますので定期的に昇給があり、経験年数が長くなるほどお給料が自然と上がっていきます。
また、園長先生クラスになると平均年収は約600万円程度となります。
私立幼稚園の場合
私立幼稚園の場合は幼稚園によってお給料にかなりの違いがあり、同じ学歴を持っている方でも、働く幼稚園によって月収にかなりの差がつくこともあります。
また、園長先生クラスになると平均年収は約500～600万円程度となります。しかし私立幼稚園の場合は富裕層が多く通う幼稚園だと1,000万円程になるみたいです。
学歴によってお給料が変わる事もある
短大で幼稚園教諭の二種免許を取得された方と、4年制大学に行って幼稚園教諭1種免許状を取得された方でもお給料の額に違いが出てきます。
免許状により仕事の内容に違いがあるとか、制限があるということはありませんが、
4年制大学の新卒の方が短大新卒よりも初任給の設定が高くなっているので、公立の場合、その先年数によってお給料が自然と上がっていくので、大学卒の方がお給料もずっと高い状態となるのです。
初任給はどのくらいもらえるのか？
初任給についても、公立、私立、また地域によっての違いがあります。
ただ、基本的に手取り10万から15万程度といわれていますので、その他の職種と比較してみると、初任給としては決して高くないといえます。
しかし地域、また施設によっては初任給が20万以上という所も少なくないので、勤務する先をしっかり考える必要があるといえます。
私立幼稚園でも毎年昇給があり、長年の勤務で20万円以上の手取りとなる事もあります。
ただ、これ以上に高い金額となる事は少なく、高給とは言えない現実もあります。
年収という面で平均値の例をみてみると、33歳くらいで勤続年数7.5年という状態で月収が平均23万位、賞与が年間65万弱、平均年収340万位といった所です。
給料と仕事内容はあっているか？
幼稚園教諭は園児が帰宅する時間が保育士よりも短いということで、その後、翌日の準備などが出来、仕事としては働きやすくこうした面を考えてみるとお給料はいい方ではないか？という声もあります。
しかし、子どもを預かる責任がある中で、保育と教育の両面を教育する必要があるため、お給料は決して高くないと思います。
3歳から小学校に上がる前の子供たちが、最初に触れる教育が幼稚園での教育となりますし、教育的立場にある先生として最初に触れるのが幼稚園教諭です。
大げさに言うと、幼稚園によって勉強する矯味が俄然湧いてくることもありますし、勉強が嫌いになってしまうこともあるかもしれません。
こうしたことを考えてみると、非常に責任ある立場であることは間違いなく、幼稚園教諭のお給料を考えると、低いともいえるのです。