保育士としてキャリアアップするには

保育士として働く多くの方が、少しでもキャリアアップしたいと考えています。
ある報告をみると半数以上が将来園長など経営職に就きたいと考えているといいますので、やはり保育士を一生の仕事として考えている方が多いのでしょう。

キャリアアップする際の最初の段階となるのが主任になるということです。
主任保育士になるためには、高い専門性を持っていることをその保育園の園長など経営職クラスが認めなければなりません。

保育について高い専門知識を持ち、しっかりと集団行動の管理ができるのかどうか、新任保育士から経験を積み、年数を重ねて信頼度の高い仕事をこなし認めてもらうことが必要です。

主任となるために必要な能力とは

主任保育士になると担任を持つということが少なくなり、園の事情にもよりますが、園全体の子供たちがどのような状態にあるのか、特性などについてもしっかり把握しなければなりません。

年少さんから年長さんまですべての年齢の子供たちに対し、対応できる力が必要で、時に新任保育士の指導を行うこともあります。
知識も経験も、また指導力等も問われるため、高い専門性を持っていることが求められるのです。

職員の勤怠管理も行いますし、保育に関して保護者から相談を求められることもあります。
保育士が足りないという状況の時など、クラス担任の代わりになるという仕事もありますし、怪我などをしてしまった園児が出た場合、対応するのも主任クラスが多いです。

健康状態の把握、保護者との連絡事項などに関しては担任の先生が行いますが、子どもたちの発達や悩みなどについて、保護者の方が相談したいという場合、主任保育士が行うことが多いのです。

キャリアアップするためには努力も必要

経験を積んでいけばもちろん、保護者への対応も子供たちとの関係も、信頼度の高いものとなっていきますが、保育に関する新しい情報や法律の変化、そうしたことに関して常に勉強しておくことが求められます。

セミナーや講習会などに積極的に参加する、またスキルを向上させるために保育に関係する資格取得を考える方も多いです。

経験のみで主任になれる、キャリアアップできるということはなく、深い専門知識を現場でしっかり活かし、同僚からも保護者からも信頼度の高い立場になっていなければ、主任になる事はできません。

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