ベビーシッターとチャイルドマインダ―の違い

ベビーシッターとチャイルドマインダ―の大きな違いは、資格のあり方の違いでしょう。どちらも民間の資格で0~12歳の子供の保育に携わるものですが、ベビーシッターは保育士や幼稚園教諭の資格があれば、ベビーシッターとしての資格がなくても働けます。

一方でチャイルドマインダ―も民間の資格ですが、海外でも通用するものなので、チャイルドマインダ―の資格を取って海外留学し、海外の保育を勉強しているという人もいるのです。
つまり、チャイルドマインダ―は海外でも認知されているため、よりグローバルな視点で保育を見つめることができる資格と言えます。

また、チャイルドマインダ―は応急処置など、子供の事故や応急手当や救護法といった危機管理について学びますので、万が一の時の知識が得られます。
こういったところは、ベビーシッターと違うところです。

そして、ベビーシッターは企業内での保育や訪問型の保育がほとんどですが、チャイルドマインダ―の資格を持っている人は独立して、独自の託児所などの経営に乗り出す人が多いです。
こういったところも、ベビーシッターとの違いでしょう。

収入の比較

収入の比較ですが、雇われてパートやバイトで働く場合は。どちらも1000~1500円前後の時給ですが、開業となるとずいぶんと変わります。
開業するのは、チャイルドマインダ―の資格があればできるのですが、開業して人が集まれば、月収20万から30万円は行くかもしれません。
この辺りの収入の差は大きいものです。

実は、チャイルドマインダ―の資格をとるための講座がある学校では、開業のノウハウを教えてくれるところもあるので、そのようなところで学んだチャイルドマインダ―の資格のある人は比較的開業しやすいのです。
中には斡旋してくれるところもありますから、講座を受ける前にその学校の特典や特徴をよくチェックしておくと良いでしょう。
開業したいという気持ちがあれば、開業に力をいれているとことで勉強した方が得策です。

チャイルドマインダーに向いている人とは

上記のことから考えると、チャイルドマインダ―は開業してこそ、良い収入を得られます。そのため、チャイルドマインダ―に向いている人は、比較的積極的で開業して自分なりのやり方で保育業界を引っ張って行きたいと思えるような人、豊富なアイディアがある人、少人数保育に情熱のある人、様々な考え方ができるような柔軟なタイプの人が良いでしょう。
少人数のきめ細かい保育と一言でいうのは簡単ですが、現場に入ればきれいごとでは済まないことが沢山あります。

それでも、めげない不屈な精神もチャイルドマインダ―には必要です。
チャイルドマインダ―になりたい人は、最初に見た夢を忘れずに、前を向いて頑張りましょう。

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